無意味とわかっている

 

父が亡くなって今日が49日だった

 

特別なことや法要はせず

いつものように起きてお線香をあげただけ

 

ちょうど去年の今頃は伯父が買ってきたカニ

美味しそうに父は食べていたな。と毎日去年の今日を振り返る

 

 

2ヶ月前は病院へ父に会いにいっていたな

なんて振り返っても父が戻ってくるわけでもないし無意味なことをしている自覚はある

 

 

未だに亡くなった実感が半分

実は入院していて会えるのではとの気持ちが半分

 

 

20代で父を看取るとは思わなかった

担当してくれた葬儀屋さんは小5の時にお父さんを亡くされたと言っていたな

 

私よりもっと若くして親御さんを亡くしている人は世の中にはたくさんいるし、もっと大変な人生を過ごしてきた人もいる。

私はまだ良いほうなのかもしれない。

 

 

どうしてか亡くなって直ぐより

少し時間が経ってきたほうが悲しく感じる。

 

身内や友達に訃報を報告をした時

私のまわりは優しさにあふれた人ばかりなんだなと実感した。救われた言葉をかけてくれた。1人除いてね。

 

 

頭の中を毎日色んな言葉が殺到して駆け回っているから

とりあえず整理のために書いておきます

 

 

お父さんへ

1つも親孝行していなくてごめんね。

こんな時お父さんならなんて言葉をかけて

どんな行動をしているかなと考えると、お父さんに助けてもらっていたんだなと思わされることばかり。

私がマカロンを作って販売しているの、私よりもお父さんのほうがなんだか楽しそうにしていたね。亡くなる少し前もどれくらい売れたのか連絡してきたね。笑

お父さんが気に入っていたマカロン、可能な限り世に出して、1人でも多くの人に知ってもらえるよう動いてみることにしたよ。

 

地毛が茶色いところ、父親譲りの目と口、小さい爪、味覚が少し効くところ、

亡くなってからお父さんの体質をいくつも受け継いでいると知って誇りに思っているよ。

これからは誰かに話す時は自慢させてね。

 

_